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本日は軒天の劣化が気になるというお宅の現場調査に行ってきました。

 

かなり劣化が進んでおり、
所々、カラーベニヤ板の表面が剥がれてしまっていました。

 

 

ここまで劣化が進んでしまっていると、
張り替えるしかありません。

 

雨で濡れてしまったことで、
中まで浸水し、次第に剥がれてしまったのでしょう。

 

こういったカラーベニヤ板は安価で施工もしやすく、
未だ現役で使われている素材です。

しかし、安価の為、やはり耐久性が低いのが、
デメリットです。

 

なるべく、ケイ酸カルシウム板、通称ケイカル板に
交換したり、一部を有孔ボードに交換することで、
耐久性が上がります。

 

ケイカル板は素材自体が耐久性が高いですし、
耐火性にも優れているので、高価な分、長持ちします。

 

有孔ボードは存在自体はＤＩＹをされる方には有名だと思いますが、
軒天に設置することで、屋根の通気性が上がり、
雨で浸水した時にも乾きやすく、屋根を長持ちさせることが出来ます。

 

軒天を補修する際にはメインの素材をケイカル板にしていただいて、
更に一部を有孔ボードにしていただくのが、ベストですが、
予算を考えながら、最適な選択をしていただければと思います。

 

⌘Ｊ⌘