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本日は屋根の中塗り作業を行ってきました。

 

屋根材は化粧スレートです。

 

現在、化粧スレートを使用されているお宅は非常に多いです。

 

しかしながら、一昔前まで化粧スレートは
大問題となったアスベスト(石綿)が使用されており、
劣化し、飛散すると非常に危険な物でした。

 

現在となっては、現行製造されている製品は
全てアスベスト含有率０％となっており、
完全に安全な物になっています。

 

それでも、世の中から完全に無くなったとも言い切れず、
長年、屋根材を交換していないお宅は未だに
アスベストを含んだ物が使用されている可能性があります。

 

施工時にはセメントによって、固められているので、
アスベストは飛散せず、人体への影響は極めて少ないと
言われているのですが、
一番の問題は撤去、交換をする際です。
その際に割れてしまった物や、
経年劣化により、表面が削れている物があれば、
アスベストが飛散している恐れがあり、
非常に危険です。

 

「労働安全衛生法」「石綿障害予防規則」
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」　
「大気汚染防止法」等の法律、規則を
順守した上で作業を行わなければいけません。

 

静かなる時限爆弾と呼ばれる理由が非常に分かりますね。
現在は新たに使用する場合は含有率を1％未満に
抑えなければならず、人体への影響はゼロとまではいきませんが、
非常に少ないと言われています。

 

ですので、無いとは思いますが、
もし、アスベストを含む製品に出会ったとしても、
法律を守られた物なら、含有率は1％未満のはずですので、
昔ほどは身の危険は感じなくても良いかと思います。

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