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屋根の瓦が割れてしまった際、修理を依頼されると思いますが、その際の注意点をご紹介します。

 

 

このように台風等で瓦が割れてしまった際には割れた瓦を除去し、新しい瓦へ交換します。

交換後の写真が以下になります。

 

 

新しい瓦は色が違うので、分かりやすいですね。

この瓦は、F型平板瓦ですので、割れた瓦を除去し、新しい瓦を差し込むと完成です。

修理の前に見積りを取られると思いますが、その際にこのワードが入っていたら、

注意です。

それが”ラバー工法””コーキング材””シーリング材”です。

 

コーキング材、シーリング材は外壁等に使い、防水加工をする際に使われる物です。

どちらも基本的には同じ物で、明確に区別されてはおらず、人によって呼び方が違うといったところです。

 

そのコーキング材、シーリング材を屋根に使うのが、ラバー工法です。

瓦と瓦の間をコーキング材、シーリング材で埋めてしまい、防水する工法です。

これだけ聞くと更に防水効果が高まって、良さそうに思いますが、

実は逆効果を生んでしまうんです。

 

本来、瓦は防水するのが目的ではなく、雨を流すのが目的です。

水が流れる為に防水されていることは重要な事なのですが、

ラバー工法をしてしまうと、瓦と瓦の間に水が入った際に一切流れないので、

逆効果を生んでしまうというわけです。

 

見積りを受け取った際は是非、中身もちゃんと読んでから、業者を決めることをお勧めします。